涙の卒園式、子どもたちの心に残るメッセージを書くには?

卒園メッセージ

年が明けて1月、2月はあっという間に過ぎていくもの。
そして気が付けば3月。そう、卒園式です。
保育士さんにとって、日々成長を見守ってきた園児が巣立っていくのを見るのは、何よりの喜びと感動の瞬間ですよね。
でもそんな中、ちょっぴり頭を悩ませるのが、卒園児へのメッセージ。
心に残る、感動的なメッセージを贈りたいとは思うものの、なかなか思いつかず、毎年頭を抱える方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、来る3月の卒園式に向けて、保育士から園児へのメッセージの書き方、文例をご紹介しましょう。
ぜひ参考にして、子どもたちの門出を飾る、素敵なメッセージを作ってみてくださいね。

メッセージを書くときの3つのポイント

保育園の先生は、子どもにとって、親の次に長い時間をともに過ごした存在。
おそらく、生まれて初めての大きな「お別れ」かもしれません。
そんな、子ども心にも寂しさを感じている卒園児たちに、最後に贈る言葉は、どんなものがふさわしいのでしょうか。
まずは、文章を作るときに心がけるとよいポイントをお教えしましょう。

ポイント① ひらがなを使う

たとえまだ読めなくても、子どもへのメッセージはひらがなで大きく書いてあげましょう。
文節ごとに少し空白を開けると読みやすくなります。また、園児の名前を太字にしたり、色を変えたりと、変化をつけるのもおすすめ。

ポイント② 理解しやすい言葉を使う

 「かがやくみらいにむかってゴー!」と書いても、子どもが「かがやくみらい」も「ゴー」もよくわからないのでは、せっかくの応援メッセージも伝わりません。たとえありきたりでも、園児がよく知っている言葉を使うと、子どもの心にスッと入っていくはず。

ポイント③ イラストやマークを使う

字ばかりのカードでは、ちょっと寂しい感じも。花や星などのマーク、ランドセルや鉛筆や本などのイラストをアクセントにするだけで、子どもの目にとまります。「なんて書いてあるんだろう」と興味をもって読んでくれるでしょう。

園児へのメッセージ文例

それでは実際に、保育士から卒園児へのメッセージの文例をいくつか見てみましょう。

「そつえん、おめでとう! ないてばかりだった○○ちゃんも、もうすぐりっぱないちねんせいだね。しょうがっこうでは、おともだちをいっぱいつくってください」

「○○くん、そつえんおめでとう。いつもにこにこやさしい○○くん、いちねんせいになってもまいにち、えがおいっぱいですごしてくださいね」

「そつえん、おめでとう。いつも○○ちゃんのげんきいっぱいのあいさつがうれしかったよ。ぴかぴかのらんどせるでしょうがっこうにいくのがたのしみだね」

「そつえん、おめでとう。がんばってさかあがりができるようになったときはうれしかったね。しょうがっこうにいっても、いつでもあそびにきてね」

「○○ちゃん、そつえんおめでとう。4がつからは、しょうがくせいのおねえちゃんたちのなかまいりだね。いっぱいべんきょうして、いっぱいあそんで、たのしんでください」

こんな言葉が子どもの心に響く

卒園していく子どもたちの心にダイレクトに響くキーワードがあります。
まずは、なんといっても「しょうがっこう」「いちねんせい」「べんきょう」「らんどせる」などの、未来を連想させる言葉。学校生活に期待を膨らませている子どもたちが、一番わくわくする言葉です。ぜひ、入れてみてください。
また、「えがお」「げんき」「がんばる」などは、子どもも聞きなれていて、ストレートに伝わります。ありがちだからと避けることはありません。どんどん使いましょう。
「にこにこ」「ぴかぴか」「わくわく」などの繰り返し言葉も、子どもの想像力をかきたてることができておすすめです。

終わりに

「人生初の門出なのだから、ありきたりな言葉でなく、心に残るものを」
「大人になったとき読み返して、当時を懐かしく思い出してほしい」
そう考えるあまり、言葉が浮かばず、悩んでしまう人は多いことでしょう。
けれど難しく考える必要はありません。
何よりも大切なのは、心から門出を喜ぶその気持ちが、今現在の子どもたちにしっかり伝わること。どんなに感動的でも、使い慣れない言葉は向かないのです。
肩の力を抜いて、目の前の園児に語りかけるように、さあ、書いてみませんか。

45

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

ページ上部へ戻る