保育士の「めんどくさい&疲れる人間関係」とは│その改善策とは

「保育士のストレス」で、まずは最初に挙がるのは「職場内の人間関係」です。

そして、保育士の退職理由としても「人間関係」がダントツなんです。

それでは、なぜ保育士のストレス・退職理由に「人間関係」が真っ先に挙がるのか、また「人間関係」改善するためにできることはあるのかをこれからご紹介していきます。

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めんどくさい&疲れる「人間関係」の原因

どんな社会でも、誰もが人間関係にストレスを抱えるものですが、特に保育士は人間関係のストレスが多いと言われています。

「閉ざされた空間」の中で出来上がってしまうのが、保育園の人間関係。

人間関係が良ければ、気持ちよく働けますが、人間関係が良くなければ、出勤するのすら億劫になってしまいます。ここでは、保育士が抱える「めんどくさい&疲れる」人間関係の代表的な原因を紹介します。

①保育園内に潜むドロドロとした社会

最近は男性保育士が増えてきていますが、まだまだ保育の現場は圧倒的に女性が多いのが現状です。女性が多いので女性特有の社会が保育園に出来上がっています。

「厳しい先輩・後輩の上下関係」「注意するとよそよそしくなる後輩」「人の悪口・陰口」「仲間はずれ・いじめ」「派閥・グループ」「表と裏の顔がある保育士」などのドロドロ・ギスギスした煩わしい人間模様は、仕事上の連携がうまく取れなくなることもありますし、本当に面倒くさく、気持ちのいいものではありません。いつも、子供には「仲良くしてね」なんて言っているのに…

②保育観・価値観の違い

保育園は年齢・経験がバラバラな保育士が集まるところなので、仕事や保育に対しての考え方や価値観が合わないこともあります。

もちろん、色んな人が集まる集団なので避けては通れないのですが、価値観が合わない人と生活をしないといけないのはやっぱり疲れてしまいます。

また、園によっては職場内の成果や貢献度合いなどを具体的に計る指標がないため、経験年数や勤続年数の長さが発言力の有無となっており「理不尽な価値観」や「同意ができない価値観」を押し付けられてしまうこともあり、かなりストレスとなってしまいます。

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③横並びの保育士

一般に保育園の役職は「園長→副園長→主任」しかないことが多いため、役職がない保育士は横並びとなってしまします。なので、役職の就いていない中堅・ベテラン保育士は、役職のある保育士の対応、一方で新人保育士の教育をしなければなりません。したがって役職のある保育士と新人保育士のパイプ役をしなければならず、その人間関係や業務が増えることで、面倒くさい&疲れると感じている保育士さんは多いです。

④閉ざされた空間

保育園は閉鎖的な空間になりやすいので、上記のような人間関係が固定されやすく、すぐに改善されないことが多いため、一度面倒くさい・疲れると思ってしまったら、そこから抜け出せなくなってしまい、ネガティブな循環をしてしまうようになってしまいます。

⑤保護者との距離感

人間関係は職場内だけではなく、保護者との人間関係もあります。

なかなか距離感がつかめない保護者との人間関係をストレスに感じる保育士も多いようです

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改善するためできることは

人間関係はすぐにリセットされることはほとんどありませんし、時間が解決してくれることもあまりないでしょう。また、子どもたちはかなり敏感なので、保育士同士の関係が悪いことは子どもたちに伝わってしまいます。できるだけ早めに改善させたいものです。

これから前向きに人間関係を改善するための方法を紹介します。

①進んでコミュニケーション・話し合う

人間関係を改善するためには、お互いに理解・違いを認め合うことが必要です。そのためには、意識的に話し合うことに挑戦してみましょう。わざわざ、話し合いの機会を設ける必要はありません。園内ですれ違う時や、なにかの作業を一緒にしている時のちょっとした時間に他愛のない雑談も交えながら、いろいろなことについて話すと良いでしょう。

「趣味の話」「保育士を目指した理由」など会話を通して、お互いについて知ることができますし、お互いの違いについても理解するきっかけにもなります。

なかなか話しかけづらい場合は、まずは「挨拶をする」など声をかけることから始めてもいいと思います。とりあえずはコミュニケーションを取ることを意識しましょう

②相談してみる

素直に悩んでいることなどを相談してみましょう。

「〇〇について相談したい」「〇〇について意見を聞きたい」など、相手に「意見をする」という姿勢ではなく、「相談をする」という姿勢をとれば、相手もゆとりを持って、建設的は話や、歩み寄ってくれるかもしれません。

なにより、相談するという姿勢は、相手を認めているというスタンスを取れるので、相手は悪い気はしません。しっかりと誠意を持って相談すれば、伝わりますし、共通の課題に向かって解決するという目的を持てるので良い関係性を築くチャンスにもなりえます。

③気にしないようにする

ドロドロ・ギスギスした人間関係には「関わらない」

これも一つの手です。

保育士をしている人は真面目で優しく、責任感が強い人が多く、どうしても「気になってしまう」ものです。だからこそ、「あえて」気にしないようにしてみましょう。

人のことや、仕事ぶりが気になってしまうあまり、それが結果的に陰口や派閥などにつながる可能性があります。またそういう話を周りの保育士同士が話していても、どちらかに同調や・肩入れもせず聞き流すことにしましょう。「関わらない」を徹底しましょう。「ただの」仕事の同僚と割り切って、考えるほうが楽かもしれませんね。

改善されない場合は

進んでコミュニケーションを取ろうとしたり、相談したりしても、やはり改善されない場合もあります。また気にしないようにしても、どうしても気になることだってあります。

人間関係で疲れてしまうのは、「あなたの問題ではありません」。今いる職場の環境があなたにあっていないだけです。問題を改善できない場合は、転職・転園することがおすすめです。

保育施設は全国に沢山あります。今の職場に固執せずに幅広い視野で保育という仕事について考えてみましょう。また、プロに相談してみるのも一つの手です。あなたに合った職場はどこかに必ずあります。

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まとめ

ここまで、保育士の「めんどくさい&疲れる」人間関係と、それを改善するためにできることについて紹介してきました。

人間関係で疲弊している保育士、ストレスを抱える保育士は非常に多く、人間関係が原因で保育士を辞めてしまう人も実際に多くいます。せっかく希望を持って保育士を目指したのに、人間関係で保育士を続けるのを諦めるのは非常にもったいないことだと思います。人間関係を改善するためには、行動することが一番です。そして、今の環境が改善されないと感じる場合は、今の職場に固執せずに転園・転職を選択肢に入れましょう。保育施設は世の中にたくさんあるので、あなたに合った保育園は必ず見つかります。人間関係が良好な職場を紹介してくれるプロに相談してみましょう。

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