「子どもに怪我をさせてしまって仕事に行くのが怖い…」とお悩みの保育士さんへ ~その経験から学ぶことと、これから気をつけること~

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いくら気をつけて見守っていても、防ぎようのない怪我をするのが子ども。
大切なお子様をお預かりする保育士にとって子どもの怪我はとてもデリケートな問題です。
躓いてこけてしまったり、子ども同士のトラブルによるかみつきによる小さな怪我などは保護者も理解してくれることが多いですが、病院に行くほどの大きな怪我となるとそうはいきません。トラブルに発展してしまうことが多々あります。
しかし、起きてしまった事故をなかったことにはできません。保護者に謝罪した上で、そこから何を学び、どのようにして次につなげるかが重要です。顔をあげて自分がこれからやるべきことを考えてみましょう。

自分を責めすぎない

怪我の大きさに関係なく、起こってしまった事故に対してしっかり反省することが必要です。
しかし、自分を責めすぎて、そこから前に進む勇気まで失ってしまってはいけません。子どもたちが教えてくれたことを無駄にしないためにも、保育士としてそこからたくさんのことを学ぶ必要があります。

ヒヤリ・ハットを活用する

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“ヒヤリ・ハット”をご存じですか?重大な災害や事故には至らないものの、直結してもおかしくない一歩手前の事例の発見をいいます。
仕事中に、「ヒヤッ」としたり、「ハッ」とすることがこれまでにはあったのではないでしょうか。結果として事故に至らなかった場合、「ああよかった」と、直ぐに忘れがちになってしまうものです。
しかし、事故に至る事例の背後には、それよりはるかに多数のヒヤリ・ハット事例が潜んでいるといわれています。
そこで、ヒヤリ・ハット事例を収集し、分析して、再発を防ぐ手立てを考え、その情報を共有することが重大事故の防止につながるとされています。
成長して動きが活発になれ事故や怪我のリスクが高まっていく子どもたち。
だからこそヒヤリ・ハットを活用して事故を未然に防いでいくことが必要です。

ヒヤリ・ハットの活用の仕方

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できれば職員全体でヒヤリ・ハットを記入する習慣をつけ、会議など全体の場で確認し合えると良いでしょう。
活用目的は、あくまでこれから起こりうる危険を予測して事故を未然に防ぐことです。誰かのミスを非難したり、責任を押し付け合うために使用されるべきものではありません。
ある職員に起こった出来事なら、他の人に起こることも十分に考えられます。その意識をもって情報の分析をおこない、職員間で共有することが大切です。

保護者との信頼関係の回復をするために

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子どもに怪我はつきものと分っていても、わが子のこととなると敏感になってしまうのが親心です。
お預かりしている間に大事なお子さんに怪我を負わせてしまったときは、まずは誠心誠意お詫びすることが大切です。それでも不信感が消えるまでには時間がかかります。
だからこそ言葉での謝罪だけでなく、行動で示すことが大切です。
日頃からヒヤリハットを活用して事故を未然に防ぐように心掛け、起こってしまった事故に対しては原因を分析して、二度と繰り返さないようにすることが求められます。

まとめ

「あの時に時間を戻せたら…」といくら悔やんでも起きてしまった事故をなかったことにはできません。
責任感の強い人ほど自分を責めてしまいがちですが、しっかりと謝罪した後は、その経験を無駄にしないためにできることを考えましょう。日頃から安全に対する意識が高ければ、未然に防げる事故がたくさんあります。
ぜひ、“ヒヤリ・ハット”を取り入れて、職場全体で安全対策に取り組んでみてください。

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