保育士の資格が生かせる?! 学童指導員の仕事って?!

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小学生の子どもたちを、放課後に預かって保育する学童保育。
そこで活躍するのが、学童指導員です。
学童保育の需要が増えるのにともなって、学童指導員を目指す人も増加し、さらに新しい資格が誕生するなどスキルアップがはかられている昨今。
保育士の資格を持つ学童指導員も多い中、その仕事内容や収入、今年創設されたばかりの専門資格、そしてどうすれば指導員になれるのかを調べてみました。

子どもの安全と楽しい時間をサポート

学童指導員の仕事の基本は、子どもたちが自由に過ごすのを見守ること。宿題の手伝いをしたり、工作をしたり、一緒に遊んだりもします。スポーツ大会やゲーム、お祭りなど、さまざまなイベントを企画し、保護者をまじえて楽しむことも。
職員一人あたり、30人くらいまでの子どもを保育しますが、ひとりひとりの家庭や学校での状況を把握し、悩んでいる子どもや親たちの相談にのったりもします。
その他、父母会などの運営に関わる、会費徴収や資料作成、父母会が企画する行事への参加なども、指導員の仕事です。

あたたかい人間関係と一体感が魅力

学童保育の魅力は、何といっても人との関わり。
他の指導員、保護者、学校の先生、そして子どもたち。
みんなが、放課後を安全に楽しく過ごすという目的を共有しているので、お互いに協力し合い、カバーし合って、あたたかい絆が生まれます。
また、学童まつりなど、大人も子どももみんなでひとつのことをやり遂げる中で、一体感と大きな達成感を味わい、ステップアップしていく喜びも。
日々、めざましく成長していく子どもたちから学ぶこともとても多く、毎日が新しい発見に満ちた、やりがいのある仕事なのです。

気になる収入はどのくらい?

需要も高く、魅力にあふれた学童指導員の仕事ですが、収入面も気になるところ。
では、学童指導員の平均的な収入はどれくらいなのでしょうか。
学童指導員の多くはアルバイト雇用で、時給は800円~1000円くらい。
年収にして150万ほどが平均のようです。一般的には低い水準のため、児童福祉法では今年から「学童指導員の資格」を定めて、給料などの改善を目指しています。
その一方で、民間の学童保育の中には、正社員待遇でしっかりした給料が出る会社もあります。

注目の新資格「放課後児童支援員」

これまで学童保育の指導をするのに、資格はとくに必要ありませんでしたが、指導員のレベルアップのため、新たに「放課後児童支援員」という専門資格が誕生しました。
2015年4月からは、学童保育ごとに2人以上の有資格者を配置するよう、義務付けられています。
この資格を取得するためには、いくつかの条件のうち一つを満たす必要があります。その中には「保育士の有資格者」も含まれますので、保育士であれば未経験者でも取得が可能。
条件を満たした人が、都道府県が行う2~3か月以内の研修を修了することで、「放課後児童支援員」と認定されます。
ただし、2020年3月までは、経過措置として、研修の受講・修了を予定している人も「放課後児童支援員」とみなされ、学童保育に配置することができます。

保育士の資格と経験が生かせる仕事

学童保育は、対象が小学生になるだけで、基本的には保育園や幼稚園の仕事内容と大差はありません。
異なるのは、子どもが小学生のため、それほど手がかからないということくらいで、施設内で安全に楽しく過ごしてもらう、という目的は同じです。
現在も、学童指導員として活躍する人には、保育士または教師の有資格者が7割と言われています。
保育の現場が好きだけれどフルタイムは難しいという方、小学生の子どもたちと関わってみたいという方、まずは「放課後児童支援員」の資格取得を目指してみてはいかがでしょうか。

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