【雨の日も楽しく!】 1歳児の室内遊びのアイディア

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6月に入り、ぐずついたお天気の日も増えてきましたね。
外遊びができない梅雨時は、保育士さんにとって頭の痛いシーズン。
ありあまる子どもたちのパワーを、室内でどう発散させるか。毎日手を変え品を変え、いろいろ試行錯誤して過ごしているのではないでしょうか。
とくに赤ちゃんから子どもへと第一歩を踏み出したばかりの、1歳児の室内遊びは悩みどころ。
とはいえ、日々めざましく成長していくこの時期、発達に合わせて遊びも工夫したいものです。
そこで今回は、1歳児の心と体の発達について知り、楽しみながら成長を促すおすすめの室内遊びのアイディアをご紹介したいと思います。
歩き始め、話し始め、行動範囲もぐんと広がる1歳児。まだまだできないことも多いけれど、どんなことにも好奇心満々なこの頃の子どもたちと、一緒に楽しむ方法はたくさんありますよ!

1歳児ってどんなことができるの?

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月齢が12か月になると、多くの子どもが立ったり歩いたり、言葉に反応したり、話そうとし始めます。そして2歳になるまでの一年間で、実にさまざまなことをおぼえ、できるようになっていきます。
1歳児の心と体がどう変わっていくか、順を追ってまとめてみましょう。

<体の変化>

●一人立ち、一人歩きができるようになる
●クレヨンを手に持ち、殴り書きをするようになる
●積み木を2~3個積めるようになる
●「まんま」「ブーブー」など意味のある単語をいくつか言える
●親の言うことがわかるようになる
●バイバイができるようになる
●ボタンを外せるようになる
●スプーンで食べられるようになる
●走れるようになる
●階段を上れるようになる
●ボールを蹴ることができる
●積み木を5~6個積めるようになる
●「わんわんきた」などの2語文が出てくる
●靴の脱ぎ履きが自分でできる
●ぶらんこや滑り台で遊べるようになる

<心の変化>

●ママが他の赤ちゃんを抱っこすると怒ったり邪魔したりする
●ママにかまってほしくて、わざといたずらをする
●音楽を聴くと、喜んでリズムをとったり全身を動かしたりする
●大人のやることをなんでも真似する
●同じ年頃の子への関心が高まり、持っているものを欲しがったり話しかけたりする
●靴を履いたり、食べたり、なんでも一人でやりたがる
●はにかんだり、照れたりするようになる
●暗闇や大きな音をこわがる

※発達には個人差があります。

手足や指の動きも発達し、0歳のときにはなかった複雑な感情が芽生え、ぐんと子どもらしくなっていくこの時期。
ではさっそく、そんな1歳児にはどのような遊びが適しているのかみてみましょう。

1歳児にぴったりなのはこんな遊び

まだまだお友だちと一緒に遊ぶのは難しい1歳児。ただ、自分のしたいことに熱中しながらも、お友だちの遊ぶものに興味を示したり、まねっこをしたりするようになります。
日中起きていられる時間も長くなり、体力もぐんとアップ。室内でもできる体を使った遊びや、旺盛な好奇心をくすぐる遊びをさせてあげましょう。

●体を動かす遊び

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鬼ごっこ、かくれんぼなど、わかりやすい遊びが一番。細かいルールはいりません。ライオンになって子どもたちを追いかけ、つかまえたらパクパク食べるまねをしたり、カーテンの陰に隠れ、見つかったら大げさに「ばあ!」と出てくるだけで、1歳児は大喜びすること間違いなし。
新聞紙をビリビリ破くのは子どもたちの大好きな遊びだけれど、散らかって大変ですよね。そこで、遊んだあとはみんなで一緒にごみ袋に入れて、大きなボールにしてしまいましょう。投げたり蹴ったり転がしたり、軽くて柔らかいので1歳児にも安心です。
登ったりくぐったりするのが大好きなこの頃の子どもたちに、手作りアスレチックはびったり。畳んだ布団や、クッションで段差を作ったり、段ボールでトンネルを作ってアスレチックコースにすれば、みんな夢中になるはず。
音楽に合わせて体を動かすのもおすすめ。ダンスや手遊びのDVDがあれば、何度でも繰り返して楽しめます。

● 手先や頭を使う遊び

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クレヨンなどが持てるようになるこの時期、お絵描きは外せません。まだまだ意味のない殴り書きですが、思いきりのびのび描けるように、大きな紙を用意してあげましょう。模造紙をつないだ特大の紙を床に敷いて、みんなで上に乗って描くのも楽しいですね。
簡単なパズルもおすすめ。丸、三角、四角などの形に切ったカードを、紙に描いた同じ形の上に置くパズルなど、手作りで工夫してみましょう。うまくできるようになったら、星形など、少し複雑な形にしてみても。一歳半頃には、ピースをはめこんで元の形に戻すパズルもできるようになります。厚紙に描いたアンパンマンの顔を大きなピースに切り分けて、挑戦してみましょう。
積み木を積めるようになる1歳児には、積むのも崩すのも大好きな遊び。先生と順番にひとつずつ積んだり、先生が作ったお城を崩したり、何度やっても飽きることがありません。ドミノ倒しのように並べて、倒れる様子を楽しむのもいいですね。
粘土遊びも人気。口に入れても安心の小麦粘土は、手作りできます。小麦粉に適量の水を加え、サラダ油をひとたらし、塩を少々入れて練るだけ。食用色素で色をつけてもOK。
まだ何かを作るというより、握ったりちぎったり、といった感じですが、粘土遊びは指の力が鍛えられ、手指の発達につながります。動物や食べ物など、先生が作ってあげてごっこ遊びをするのも楽しいですね。

1歳児向け 室内遊びのアイディア

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ここからは、1歳児が喜ぶ室内遊びをいくつかお届けしましょう。
ぜひ子どもたちと一緒に、楽しんでください!

●ペットボトルでボーリング

空のペットボトル(2リットルサイズなどの大きいもの)に好きな絵を描いたり飾りつけをして、ピンにします。少し水を入れて並べ、ボールを転がして倒します。シンプルなゲームですが面白さは間違いなし! 子どもたちも盛り上がることうけあいです。

●バスタオルのハンモック

子どもをバスタオルの上に寝かせ、先生が二人で両端を持ち上げてゆらゆら揺らします。乗っている子も見ている子も大喜び! 順番待ちの列がいつまでも切れず、先生はちょっと大変ですが、楽しさは満点!!

●段ボールで変身

段ボールに子どもの好きなキャラクターを描いて目の部分をくりぬき、手が出る穴もあけて、かぶります。狭いところに入るのが大好きな子どもたちは、それだけでわくわく。また、いくつかの段ボールの側面に子どもが通れるくらいの穴をあけ、穴をあけた面をつなぎ合わせてトンネル遊びもおすすめ。たくさんつなげて長いトンネルにすれば、子どもたちは夢中でくぐって遊び、雨の日でもかなりいい運動に。

●フラフープにボール投げ

フラフープを持ち、「この中に入れてね」と言ってボールを投げさせます。ただそれだけのゲームですが、持つ位置を低くしたり高くしたり、床に水平に持ったり垂直にしたりと、バリエーションはいろいろ。シンプルでわかりやすいゲームなので、1歳児も夢中になって遊んでくれます。

●すくって運んで

レンゲやスプーンを使って、ビーズや小豆などをひとつの入れ物から別の入れ物に移します。1歳児は、道具を使って何かをするのが大好き。ブロックのピースを、お玉をつかって別のバケツに移すなど、いろいろ応用もできます。楽しく遊びながら、スプーンをうまく使う練習にもなって一石二鳥。

終わりに

いかがでしたでしょうか。
0歳児よりはゆるやかになるものの、1歳児の1年間も、その発育・発達のスピードは日々、めざましいものがあります。
身の回りのあらゆるものに興味を示し、吸収し、成長していく子どもたちに、外に出られる日の少ないこの時期も、できるだけ充実したひとときを過ごさせてあげたいですね。
ぜひ今回の記事を参考に、梅雨時の室内遊びを思いきり楽しんでいただけると嬉しいです。

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