小規模保育園の魅力とは?


syoukibo

保育士のみなさま、『小規模保育園』をご存じですか?
0~3歳未満児を対象とした、定員が6人以上19人以下の少人数で保育を行う保育園のことです。
働いていく上で感じられる魅力がたくさんあり、大型園での勤務に疲れてしまった保育士さんや、ブランクありの保育士さんにオススメです。
今回はそんな小規模保育園を詳しくご紹介いたします!

小規模保育園が必要な理由

子どもたちの成長のスピードが、全く一緒になるということはあり得ません。歩き出すのが早い子がいれば、遅い子だっています。
だからこそ必要になるのが個々に合わせた関わりです。それぞれが本来持っている成長する力を引き出すには、子どもたちが挑戦することを見守ることが時に必要です。
しかし、職員の方に余裕がないと、そのような保育を実現することはできません。
だからこそ、小規模保育園ではお預かりするお子さんの人数を少なくし、人格を形成していく大切な時期のお子さんに対して丁寧な保育を実現できるようにしています。

小規模園の魅力

①ゆったりとした時間が流れている

子どもの人数が多い保育園ほど、賑やかで慌ただしいものです。小規模園は子どもの人数が少ないので、職員も余裕をもって子どもたちと関わることができ、自然と穏やかな空間が生まれます。家庭的な雰囲気の中で保育をすることができます。

②子どもたちを急かすことがない

集団生活をしていると、どうしてもそのペースについていけず、遅れが出てくる子もいます。本人がやりたがっていてもやらせてあげられないこともあり、興味に沿った関わりができないことが出てきます。しかし、小規模園なら子どもたちが挑戦したいことに挑戦させてあげられる環境と、それを見守ることができる余裕があります。

③保育士として大切なことを学べる

保育士は常に子どもたちの想いを汲み取る力が求められます。そのためには、彼らが上手く表現できない感情に気づき、寄り添う力が必要となります。まだ言葉でのコミュニケーションをとることができない月齢の乳幼児と関わるには、特に「気付く力」や「寄り添う力」が求められるので、保育士として大切なことを学ぶことができます。

④職員の数が少ないので人間関係で悩むことがない

子どもの数が少ないので、職員の数も一般的な保育園に比べて少なくなります。だからこそ、女性の職場でありがちな派閥争いで悩んだりすることがなくなります。人数が少ないからこそ力を合わせて勤務するので、良好な関係で働くことができます。

⑤おおがかりな行事がないので保育に専念できる

月齢が低いので大がかりな行事がなく、毎月行事の準備に追われることはありません。保育業務に専念することができます。また、毎日の保育活動はゆったりとしているので、体力的に余裕をもって働くことができます

小規模保育園で働くのにぴったりの方

○大型園での勤務に疲れてしまった保育士さん
○出産を機に保育の仕事から離れたけど、子育ての経験を活かして職場復帰したい方

小規模園では経験のある保育士さんが求められます。なぜなら、月例の低い子どもと関わる時こそ、保育士の専門性や観察力が求められるからです。あなたの経験を活かせる場です。

まとめ

子どもの成長に寄り添える小規模保育園。子どもとじっくり関わる毎日は保育士としての学びが多く、ステップアップにつながることでしょう。
子どもたちに癒されながら、日々の成長の喜びを職員や保護者と分かち合う穏やかな毎日を過ごしてみませんか?ゆったりとした時間の中で保育の楽しさとやりがいを感じてくださいね。


  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

ページ上部へ戻る