保育士から子どもたちへの年賀状のコメント例、楽しいアイデア!


今年も残すところ一か月。
師走とはよく言ったもので、保育園の先生方も、怒涛のように押し寄せる年末行事の嵐の中を、走り回っているのではないでしょうか。
そしてこの時期、先生たちが頭を悩ませる恒例行事が、年賀状づくり。

「毎年のことだけど、やっぱり何を書けばいいか思いつかない・・」

子どもたちの喜ぶ顔を思い浮かべながらも、なかなか手が進まなくて焦っている保育士さんも多いようです。
そこで今回は、保育士から園児に送る年賀状のアイディアや、もらって嬉しいコメント集をお届けしましょう。
子どもたちは思いのほか、お正月に届く自分あての一枚を楽しみにしているもの。
ぜひ参考にして、子どもたちの新しい年のスタートを飾ってあげてくださいね!

子どもたちへ――年賀状の一言コメント集

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年賀状の余白に書くほんの一言。これが悩みの種という保育士さんは少なくないようです。
「あけましておめでとう」に続いて、こんな一言を添えてみてはいかがでしょうか。
短くても温かく、子どもに伝わるメッセージを集めてみました。

「ことしはじめての〇〇ちゃんのえがお、はやくみたいな!」
「おしょうがつのたのしいおはなし、いっぱいきかせてね」
「くりすますかいの〇〇くんは、とってもすてきだったよ」
「だいすきな〇〇ちゃん、ことしもいっしょにたくさんあそんで、たくさんわらおうね!」
「せんせいはおもちをたくさんたべました。〇〇ちゃんはどうかな?」
「ほいくえんでげんきな〇〇くんにあえるのがとってもたのしみです」
「いつもせんせいのおてつだいをしてくれてありがとう。ことしはりっぱないちねんせいになれるね!」
「〇〇ちゃん、えんそくのときはたのしかったね! ことしもせんせいとたくさんあそんでほしいな」
「まいにちさむいけどかぜをひかないように、たのしいふゆやすみのおもいでをいっぱいつくってね」
「せんせいはおおきなゆきだるまをつくりました。ほいくえんでもいっしょにつくろうね」
「せんせいはいなかにかえって、おとうさんあかあさんとたのしくすごしています。〇〇くんも、パパやママとたくさんあそんでいるかな?」
「ちからもちの〇〇くん、おもちつきではおいしいおもちをたくさんついてね!」
「いつもちいさいこのおせわをしてとてもりっぱです。これからもよろしくね」

昨年の楽しかった思い出や、子どもたちが頑張っていたこと、自身の近況、今年やりたいことなどを盛り込んだ内容などをその子に合わせて書いてあげましょう。

では続いて、楽しい年賀状のアイディアをご紹介していきましょう。

もらって嬉しい、遊んで楽しい年賀状のいろいろ

大好きな先生からの年賀状というだけで、大喜びの子どもたち。さらにちょっとした隠し技で、嬉しさが何倍にもふくらみます。

●塗り絵年賀状

干支の動物や、コマや凧など、お正月ならではのイラストを描き、色をつけずに塗り絵にします。「きれいにぬって、せんせいにみせてね!」と一言添えるといいですね。

●迷路の年賀状

子どもは迷路が大好き。だるまや羽子板のような形を描き、中を迷路にした年賀状はいかがですか。年齢によって難易度を変えられ、年少さんも年長さんも楽しく遊べます。子ども向け迷路のサイトには、いろいろな形や種類の迷路が載っていて参考になりますよ。

●数字つなぎの年賀状

干支の動物の目鼻を描き、顔や体の輪郭の部分は数字をつなぐと絵が完成するようにします。小さな数字が散りばめられた年賀状、順番につなぐとどんな絵が出てくるかな? 子どもたちが、わくわくしながら線を引く様子が浮かんできますね。

●かるた年賀状

子どもの名前の最初の一字をとって、文を考えます。「てつやくん ことしもかけっこがんばろう」など。イラストを添え、かるたの一枚に仕上げます。休みが終わったら園にもってきてもらい、かるた大会で盛り上がっちゃいましょう !

●願かけだるまの年賀状

画面いっぱいにだるまを描き、片目だけ黒く塗ります。だるまの胴体に願い事を書くスペースを作り、「ねがいごとがかなったら、もうひとつのめをぬってね」と書いてあげましょう。子どもたちが新しい年に向けた願い、叶うようにと祈りを込めた年賀状です。

●市販のシールを使った年賀状

はがすおみくじ、コイン削りになった運だめしなど、いろいろな仕掛けのあるシールが市販されています。貼るだけで楽しさいっぱいの遊べる年賀状に。手軽なわりに演出効果抜群なので、利用してみるのもいいですね。

●マニキュアや丸シールなど、身近なものでデコレーション

書いたはいいけどなんだか地味、寂しい…そんなときは、身の回りにあるものでアレンジ。キラキラのラメが入ったマニキュアは、点々とちりばめるだけで画面がぱっと華やかになります。余白が多いなら、丸シールを使って水玉模様にすると、ぐっと可愛さアップ!

最後に迷いがちな宛名の書き方を確認していきましょう!

宛名はどう書く? ハガキの表面の書き方

 

メールが主流の昨今、宛名の書き方で迷ってしまう人も多いのではないでしょうか?
最後に、意外と迷う宛名面を書くときのポイントを確認しておきましょう!

→ 住所はやや右寄りに、少し文頭を落として書きます。
→ 宛名はハガキの中央に、住所より高い位置から、大きめの字で。
→ 子どもあてなら、氏名をひらがなで書き「ちゃん」「くん」をつけるのが一般的。
→ 保護者との連名にするときは、保護者名を先に、その隣に子どもの名前を書きます。
(※子どもの名前だけでもOKですが、より丁寧にしたいときは連名にするとよいでしょう。)
→ 差出人の住所は、保育士の自宅を書くこともありますが、個人情報保護の観点から、園の住所に統一する方針の施設もあるので、要確認です。

これで宛名面は完璧!

終わりに

自分あてに届いた年賀状は、大人でも嬉しいもの。
まして子どもたちにとって、大好きな先生からの年賀状を受け取ることは、新年を彩るビッグイベントです。
年末の一番多忙な時期に用意しなくてはならないうえ、手間も時間もかかる大変な作業ではありますが、子どもたちの喜ぶ顔を想像しながら、ぜひ頑張ってください!
今回の記事が、皆さんの年賀状づくりの一助になることを願っています。


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